身体の不調の原因は電磁波かも【電磁波対策3つの心得】

最近のマイトレンドは「電磁波対策」。ライターである私は、一日中PCを扱うため、電磁波の影響とはきってもきれない関係にあります。体質によっては大きく体調を崩す方もいらっしゃるそうです。なんとなく落ち着かない。やる気が出ない。考えがまとまらないなど、些細な体調不良は電磁波の影響かもしれません。

 

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電磁波とは?

電磁波とは、導体に電気が流れたときに発生する波。

電界と磁界に分けられ、それぞれが空間上に一種のエネルギーフィールドを発生させます。

電界は電圧のかかる空間。磁界は磁力のかかる空間です。

 

渡り鳥や回遊魚は、地球の微弱な磁界を感知して進行方向を決めているといわれています。しかし、人間には電界や磁界を直接感知する器官がないため、影響を正確に把握することはできません。

 

電磁波は、原子や分子レベルでみると、確実に周囲へ影響を与える目に見えない波動。人間も原子で構成されている物体である以上、電磁波の影響を確実に受けています。

 

電磁波過敏症 

なかには、電磁波の影響で大きく体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。「電磁波過敏症」と呼ばれる症状は、電磁波を知覚しやすい方や、電磁波の影響が身体に出やすい方をさします。しかし、体調不良ではないからといって電磁波が影響していないというわけではありません。

 

体質による差異はあるものの、些細な体調不良の原因の一つが電磁波の影響であると気づかない方がほとんどだと思われます。

 

電磁波の発生源

電磁波は、電気を扱うあらゆる機器が発生源になります。とくに影響が大きいのが交流電磁波であり、もっとも身近な交流電磁波発生源は家庭用交流100V電源。

 

つまり家庭のコンセントから給電されるすべての電化製品や家庭内配線が電磁波発生源となり、それらが体調不良の原因となりうるのです。

 

電磁波は身体に悪い?

かくいう私も、べつだん電磁波に対して敏感な人間ではありません。

しかし、PCを長時間使用したり、スマホを見ながら寝落ちしたり、セーターを着て寝たりすると明らかに体調が優れない。

また、電気毛布を使わなくなってから妙に体調がよいなど、電磁波の影響だと思い当たる節が数多くあります。

 

とくに私は、一日中PCの前で仕事をせざるをえないフリーライターという職業であるため、電磁波の影響は一般人の方よりも大きいことでしょう。

3時間も続けて執筆していると、頭が沸騰したように感じることもしばしば。これは、単純に頭脳労働による脳内疲労物質だけの影響ではないと身を持って感じています。

 

とくにPCは身体に近い場所で使わざるを得ない強力な電磁波発生源であり、PCを長時間使用する業務に就かれている方は、電磁波対策は必須事項。

 

電磁波による些細な体調不良や疲労感を低減させれば、仕事効率の向上につながる可能性もあります。

とくに頭脳労働者には、この「なんとなく体調が悪い」という状態が一番のボトルネック。体調不良が、そのまま成果に影響してしまうからです。

  

電磁波対策 3つの心得

電磁波は空間的な電圧と磁力です。電磁波を浴びると体調不良を起こすというよりは、電磁波を浴びることで起こる身体の電圧と磁力線の異常が、不調として知覚され、体調不良を引き起こします。

 

磁力は、体内の鉄分に作用し、血液の流れを阻害、あるいは血行を促進させます。高電圧は、体内を流れる生体電流を狂わせ体調不調に発展します。

 

電磁波対策の基本は「発生源を使わないこと」が一番。次に「発生源から距離をとること」。そして「身体の電圧を適切に保つこと」の以上3点が重要です。

 

発生源を使わない

電化製品をつかわないことが第一です。とはいえ、電化製品を使わなければ生活に支障がでるため、必要時以外は使わないようにすることが重要。

 

ただし、電磁波は機器を使用せずとも、通電しているだけで発生するため、機器を使用していないときにはコンセントからプラグを抜いておく必要があります。

 

発生源から距離をとる

電磁波は距離に乗じて影響が弱まるため、発生源からできるだけ離れることが大切です。デスクトップPCならデスクから可能な限り離す。モニターも作業に支障が出ない範囲でなるべく遠くに置くようにします。

 

また、高強度の電界下ではあらゆる導電物質が帯電します。それらが電界発生源となるため、身体の近くに金属は置かない、または身につけないことも大切です。

 

身体の電圧を適切に保つ

電磁波対策は、静電気対策に似ています。電磁波によってからだの電圧が高まっても、適宜帯電するのを防ぐことで身体への影響を最小限に抑えることができます。

 

そのための方法が、身体にアースをとること。

アース接続された導電マットや、導電リストバンドなどを使い、電気が身体にたまらないように逃がしてやる方法です。

 

電磁波対策はどこまでやればいい?

家庭用100V電源なら、発生源からおよそ50cm程度離れることで、簡易的な計測器では検知できないほどまでに電圧値が下がります。

しかし、それで電磁波の影響がゼロになるわけではありません。

 

だからといって、PCを隣の部屋に置くわけにもいきません(木造家屋では、それでも電磁波が届きます)。また、敷地内に電柱があるからといって、早々に引っ越しするわけにもいきません。生活環境から金属をなくすことも不可能といってよいでしょう。

 

常識的な範疇でできる電磁波対策には限界があります。電気と生活が切り離せない現代社会においてより電磁波の悪影響をなるべく受けないように生きるには、電磁波について理解し、電磁波とのつき合い方をよく考える必要があります。